動機
10年以上前に、あまり何も考えず「日本円の定期預金よりはいいだろう」と思い銀行で投資信託「DIAMワールド・リート・インカム・オープン毎月決算コース」という米国中心のREITを購入して放置していました。
資産を1か所にまとめて管理したいのと、信託報酬(年率1.738%)が気になってきたので、別のものに移行しようと思い立ちました。
これまでの結果
10年以上のチャートがない・・・
10年間では分配金加算後のパフォーマンスで2.23倍(税前)なので悪くはないようです。
年利約8.4%(税前)です。実際には2008年10月に10年前の価格より高めに購入しているようなので、それより低いようです。
比較してみる
今回検討している、米国ETF「iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)」と、分配金再投資のチャートで比較してみます。
DIAMワールド・リート・インカム・オープン毎月決算コース
13048円(2008/10/1) ⇒ 26180円(2022/10/25)
約2倍(税前)⇒ 年率約5.1%
iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)
10000円(2008/10/1) ⇒ 22877円(2022/10/25)
約2.29倍(税前)⇒ 年率約6.1%
比較まとめ
値動きの傾向は同じですが、やはりiシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)のほうがパフォーマンスが1%ほどいいようです、
DIAMワールド・リート・インカム・オープンの信託報酬:1.738%
iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)の経費率: 0.39%
の差も効いているような気がしてきました。
分配金受取コースにしていたのを変更し、なるべく分配金の少ないようにしたいし、管理口座をまとめたいので「iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)」に変更しようと思います。
ちなみに20年の差を考えると、年利5.1%の場合2.70倍、年利6.1%の場合3.27倍と元本の半分程度の差が生まれます。(税前)
もっと若い人で40年で考えると7.31倍と10.68倍となり差が元本の3.3倍以上となります。(複利って恐ろしい)
移行プロセス
別の金融機関だし、次の移し替え先が米国ETFなので、為替の関係もあるので意外と面倒。
しかも今の瞬間、為替介入等もあり為替変動が結構ある。そんな急がないのでいいタイミングで移行したいと思います。
とりあえず投信を解約
為替が150円くらいのところでとりあえず解約しました。
できれば146円くらいのところで米国ETF用のドルへの振替をしたいです。(FXとかと違って証券会社の口座内の振替って1日で1回の提示タイミングなので難しいですけど・・・)
米ドルに振替
本日(2022/10/27)も昨日からの財務省の覆面介入が続いているようです。1ドル146円を割り込みました。
中長期で見た場合は、今後の為替動向はさっぱりわかりませんが、短期的にはいいタイミングだと思いますので、解約した分の円をドルに振替します。
<結果>145.39円で振替(上出来だと思います)
目論見的には為替で2%ほど得になるとありがたいと思ってましたが、為替的にはうまくいったようです。(手数料やらなんやらあるのでトントンかもしれませんが・・・)
次は実際にIYRを買うタイミングをどうするかです。
iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)の購入
買いのタイミングは難しいですが、リスクヘッジ含め何回かに分けて購入します。
一回目
2022/11/3にちょっと下がってきたので81ドルで100単位購入。
手数料:22ドル(0.27%)
まーぼちぼちの価格だと思いますが、残りはいつにするか、積み立てとかにする手もあるしどうしたものでしょうか。思案。
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