なぜインド株に興味を持ったか
現在、資産構成的に日本株の比率が高い状態です。日本人なので多少は仕方ないですが、徐々に他のアセットアロケーションの資産を少しずつでもふやしていかないとな~とぼんやり思ってました。でも2年前くらいに比べるとずいぶん円安進んだしなー。今買ったら損したような気分だしなー。など、すでに終わったことで、ほとんど意味のないことをつらつらと考えてりしていました。
そんな折、インド株投信の紹介動画を見る機会があって、少し真剣に考え始めました。
今持っているインド株関連商品
大昔に、あまり何も考えずにインド関連の投信を購入して放置していました。
2008/07:HSBCインドオープン(再投資コース)
2008/11:HSBCインドオープン(受取コース)
2011/07:HSBCインドオープン(再投資コース)
今基準単価の確認してみると結構高い時に買ってしまって、塩漬けしてたのが何とかなってきたって感じですね。長く持ってたら何とかなるものです。15年かかってるけど倍くらいにはなりました。
とはいえ、インド株式市場の成長をうまくとらえてない気がします。アクティブ型のくせにβ以下なのはどうしたものかと思います。
設定からの同じ期間でインド株の指数「Nifty50」は9倍以上になってますが、こちらは4倍程度です。
信託報酬率も2.2%ですのでそういうところも足を引っ張ってるような気がします。
運用コストは重要です。
何を買うか検討してみる
ほんとにインド市場は有望なのか?から考えてみました。
人口的にはどうだろう
将来推計の中でも、人口推計はかなり確かな推計ですので信用できます。逆に言えばこれしか信用できないってレベルですので、各国の20-64歳人口の将来推計を確認してみました。
出典:World Population Prospects(世界の推計人口)UN: United Nations(国際連合)
最も身近で肌感覚で分かる日本から。
2000年を迎えるまでにピークを越えてますね。でもこれからも頑張っていきましょう。
次はいろいろお騒がせな中国。
実はここも2020年前後でピークアウトを迎えています。
一番美味しい時期は過ぎたのかもしれません。
あまり考えての結果ではありませんが、旬は過ぎたかなと思い少し前に中国関連の投信は処分しました。そのあとに地政学的リスクとかいろいろ話が出てきてるのでよかったと思います。
次は本命のインド。
中位のグラフではピークアウトは2050年頃です。まだ25年くらい先の話です。
そういう意味では、まだまだ先の話ととらえるか、今から長期間有望ととらえるか・・・。
ちなみに米国。
このグラフが一番驚きました。中位の推計では、移民の効果か2100年頃までほとんど落ち込まない。
でも絶対数では、インドや中国よりかなり少なくて、1/4~1/5くらい。
人口推計(20-64歳)を見て思うこと
人口の話なので長期目線ですが・・・。
- 米国は思った以上に今後も安泰
- 中国は盛りを過ぎているのかも
- インドは良くも悪くもこれから
- 日本は苦しそうだけど、今までの蓄積も活用し頑張ろう
AIなどの進展もありそうで、人口だけでどうのこうのゆう時代は終わるのかもしれませんが、若い人が多くてエネルギーがあるのはいいことです。時代が変化しても年老いた国よりも順応性が高いですし。
インド株自身に値ごろ感はあるか?
将来性はありそうですが、今買っても大丈夫でしょうか?
インド株の指数であるNifty50の推移とPERを調べてみました。
ピンク色が指数で緑色がPERです。
現状ではPER23倍というところで、成長性を加味して高めですが、コロナ前と比べても高すぎるというほどでもありません。順調にインド経済が成長すれば問題ないレベルです。
割安感があるかといえばないですが、割高感もありません。
信託報酬等のコストは?
長期で見ればインド市場は、まー大丈夫そうという個人的な結論に至ったので、Nifty50に連動する投信・ETFを買うことにしました。
ETFは、1678,NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信
投信は、iFreeNEXT インド株インデックス
を比較してみます。
信託報酬率
1678:1.045%
iFree:0.781%
どちらもインデックス型にしては少し高めですが、少しでも安いiFreeの方がいいと思います。
結論「iFreeNEXT インド株インデックス」にしました。
インド市場の今後の長期の成長性に期待して「iFreeNEXT インド株インデックス」を購入してみました。10年スパンでほったらかししておくスタンスです。
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